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3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用

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3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、5月3~4日に静岡県の富士スピードウェイで開催される2024年第2戦『FUJI GT 3 Hours RACE』の持ち込みタイヤ本数や義務ピットイン回数などを、4月24日付けのブルテンNo.026-Sで発表した。あわせてモラルハザード適用ドライバーも明らかになっている。

 2024年もゴールデンウイークおなじみの一戦として、富士スピードウェイを舞台に行われるスーパーGT第2戦。今年は3時間という時間制レースが初めて開催されるということで、各チームの戦略などに注目が集まっている。

スーパーGT第2戦富士のエントリーリストが発表。GT300の12チームが第3ドライバーを登録

 そんな一戦を前に、GTアソシエイションは『2024スーパーGT第2戦富士について』と題したブルテンを公開。3時間レース距離を鑑みた各種大会規定を発表した。

 まず記された『タイヤの持ち込み本数およびマーキングタイヤ運用』では、第2戦富士のレースウイークに持ち込めるタイヤセット数は、各メーカーごとに1台あたりドライタイヤ6セット、ウエットタイヤ7セットとされた。

 タイヤに関しては、最大6セット(24本)のドライタイヤがマーキングされ、公式練習開始から決勝レーススタートまでに1競技車両が使用できるドライタイヤはマーキングタイヤとなる。なお、昨年度から前戦まで優勝していないタイヤメーカーは、持ち込みドライタイヤ数を1台あたり1セット追加できる。

 また、今回の第2戦富士は第3ドライバーの登録が認められているが、決勝レースの運転距離が50km(11周)未満の第3ドライバーには、得点が与えられないとされた。

 そして、決勝レース中のピットイン義務回数については、GT500・GT300の両クラスで“給油を伴う2回のピットイン”が義務付けとなった。

 義務ピットインは、先頭車両が5周回目(4周終了後5周目に入った周回)の第1セーフティカーラインに到達した時点から先頭車両が最終周回に入る前までに完了する必要があり、セーフティカー中のピットインについては「給油作業は認められるが、義務付けられた給油を伴うピットインの回数には含まれない」と記されている。

 あわせてGTアソシエイションは、2024年第2戦富士でのGTAドライビングモラルハザード適用ドライバーを発表した。今回はENEOS X PRIME GR Supraの大嶋和也がペナルティ基準に達したため、公式練習の後半1時間が参加禁止となる。

 大嶋は、第1戦岡山の決勝レース中、ターン1で23号車MOTUL AUTECH Zに追突してペナルティポイント2点が加算。累積4点となったため、2024年のスポーティングレギュレーションに基づき罰則が課された。

 また、同日付けのブルテンNo.025-Sには、4月24日に岡山国際サーキットでD’station Vantage GT3の第3ドライバーに登録されたチャーリー・ファグのルーキーテストが実施され、合格したことが記されている。

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